【阪神】ドラ1・伊原陵人 母校激励会で万感スピーチ「野球を続ける原動力になりました」
阪神のドラフト1位ルーキー・伊原陵人投手(24=NTT西日本)が、14日に大阪市内で行われた母校・大商大硬式野球部の「伊原陵人投手(阪神)、渡部聖弥選手(西武)、岡田晧一朗選手(ソフトバンク)激励会」に出席。富山監督をはじめとする関係者、プロで活躍するOB選手、保護者ら約230人が参加し、壮大な〝お祝いムード〟となった。 壇上で行ったスピーチでは、「2年前、プロに行くという目標を持っていましたが、叶いませんでした。その時、監督さんに『野球人生が終わるわけではない』というお言葉をいただいたので、野球を続ける原動力になりました」と指名漏れからの2年間を振り返り、「大学で学んだ下から這い上がるという思いを持って、一生懸命頑張っていきたいです」と力強く語った。 一方で、プロの世界を目指しながらNTT西日本硬式野球部で汗を流した今シーズン。12日には今年の漢字「金」が発表されたが、伊原は「挑」をチョイスし、「今年はとにかくチャレンジすること多かったんで。1年目達成できなかったものを達成したいだとか、チームを引っ張りたいとか、どんどん挑戦する年だったかなって思います」と振り返った。 また、4年間お世話になった母校への〝恩返し〟については「監督さんに聞いて、『これくれ』と言われたら贈ります」としつつ、「お金が全てじゃないと思いますし、結果が出れば出るだけ監督さんも喜んでもらえると思うので。一生懸命やりたいです」と言葉に力を込めていた。
東スポWEB