亀梨和也「事故物件」SNS恐怖エピソードや奈緒が明かす緻密な演出
奈緒が明かす“中田演出” SNSで監督も恐怖盛り上げ
もちろん、いくらタイミングがよくキャストが良くてもそれだけではなかなかヒットにつながらない。ホラーで定評のある中田監督の演出あっての作品だろう。 奈緒はTHE PAGEのインタビュー(8月26日配信)で、「私は本格的なホラー映画というのは初めてだったのですが、たとえば表情についても、いま怖いと感じているレベルが4だとすれば8にして欲しいとか、数値化してわかりやすく演出してくださるんですよ。CGも入ってくるので、わずかの間とかタイミングを綿密につめて演出してくださって。演出部と俳優部の関係がものすごく密で一体感のある現場で、ぜんぜん不安なく撮影を終えることができました」と、中田監督の演出の緻密さと現場の一体感について話している。 さらに、SNSを活用してのプロモーションも人気を支えている要素の一つだろう。同作の公式ツイッターでは「話題沸騰 事故物件、劇中のあるシーンで“たすけて…”と聞こえる説 その声は中田秀夫監督も入れた覚えが無いのだとか…!」と恐怖エピソードをツイートし「あなたはその声、聞こえましたか?」と盛り上げる。それを中田監督自身が引用リツイートし「はい、入れてないのは確かです!」とさらに盛り上げる。オカルト映画につきもののエピソードだが、ヒットを側面から支える役割を果たしている。 同作は今後、ヒットを記念して中田監督と松原タニシ氏のティーチイン開催などのイベントも予定しているという。 (文:志和浩司)