「去年は去年、今年は今年」…セカンドユニットの一翼を担う牧隼利「明日の試合に勝って初めて満足する」
5月25日に横浜アリーナで「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」第1戦が行われ、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズを相手に74-62で先勝。Bリーグ連覇に王手をかけた。 琉球はベンチメンバーが74得点中23得点をマーク。松脇圭志が9得点、ヴィック・ローが7得点、牧隼利が6得点、アレックス・カークが1得点を挙げ、チームに勢いをもたらした。 14分39分の出場で2本の3ポイントシュートを沈め、6得点1リバウンド3アシストを記録した牧は「セカンドの時間帯で責任を背負っている立場だと思っています」と話し、「前半は良かったですけど、後半は第3クォーター終盤から第4クォーター序盤にかけて、僕たちのところで停滞させてしまった部分があったので。しっかりと反省して明日に活かしたいと思います」と課題も口にした。 牧自身は3年連続となるファイナルの舞台。第1戦に勝利したことで連覇に期待がかかるものの、「去年は去年、今年は今年という気持ちで個人としても、チームとしてもやっているので。まだ満足していないですし、明日の試合に勝って初めて満足すると思っています」と抜かりない。 琉球はチャンピオンシップに入り、アルバルク東京、千葉ジェッツをいずれも第3戦の末に撃破。牧いわく「勝ち抜いてきた自信」を持ち、「冷静な気持ちで試合に臨めている」という。「良かったことも、悪かったことも忘れて、明日の一戦に備えるだけ」。牧は26日13時10分から行われる第2戦に目を向けた。
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