ブガッティ新型「トゥールビヨン」のデザイン案が発表された瞬間に立ち会おう! まもなく完売の新型車に求められたこととは…100年後でも陳腐でないクルマ
AMWノミカタ
前回のYouTubeで公開された映像では、現デザイン・ディレクターのフランク・ハイル氏が100年後のペブルビーチの芝生の上できちんと価値を評価されるクルマをデザインすることが重要だと語った。そのためにトゥールビヨンでは100年後には陳腐に映るであろうデジタル要素を排し、時代を超越する高級時計のようなアナログの美しさや機能性にこだわる部品を製造した。 そして最新のトゥールビヨンが往年の「タイプ35」からインスピレーションを与えられたように、115年を超えるブガッティの歴史には、振り返ることができる豊かなデザインDNAの遺産があるとも語っている。 今回最も印象的な言葉は、このクルマのデザインは、この時代の新しいブガッティに影響を与えるだけでなく、将来のデザイナーたちのデザイン・インスピレーションの源となるという言葉である。トゥールビヨンは目先の流行にとらわれずに将来の後継者にもブランド哲学を引き継ぐという重い責任を負ってデザインされたクルマなのである。その徹底した考えにはなにか神々しさまで感じる。
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