元SKE48の梅本まどか組がナショナル部門2位 総合順位も20位 3年連続でクラス表彰受け「トロフィーがコンプリート」【WRCラリージャパン】
◇24日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン最終日(SS17~21、愛知県豊田市) 元SKE48の梅本まどかがコドライバーを務めるウェルパインモータースポーツのトヨタGRヤリスがナショナル部門(国内クラス)で2位を獲得した。クラス表彰を受けるのは2022年大会から3年連続。総合順位でも20位に食い込み、コンビを組んだドライバーの村田康介と豊田スタジアムのゴールポディウムでうれしいシャンパンファイトだ。 「トロフィーがコンプリートですね。村田選手と1年ぶりに組みましたが、ラリージャパンは3年連続のコンビ。いいチームワークでした」。同部門を制したのは元WRC王者のディディエ・オリオール(フランス)。実質的には1位を取ったようなもので「2位だったが、去年と違う喜びがある。自分なりに試行錯誤できた」と笑みを浮かべた。 コンビを組んだ村田も好調だった。豊田スタジアムで行われた2台同時スタートによるスーパースペシャルステージは3戦全勝。この日はオリオールとの直接対決を制した。昨年の大会ではクルマを壊したこともあったが、今年は大きなトラブルもなく完走できた。 村田からも今大会の仕事ぶりについて「進化を感じた。120点」と褒めちぎられ、梅本は「ありがとうございます。でも、去年は『200点』って言ってませんでした?」とすかさずツッコミ。慌てて「400点」と訂正された。 梅本は名古屋市出身でSKE48の4期生。グループ卒業後の2018年にコドライバーとしてラリーを始め、19年には全日本ラリーにデビュー。世界選手権のラリージャパンは3年連続の出場だった。
中日スポーツ