ウクライナ軍占領地を空爆撃 東部及び南部で28人が死亡
ルハンシク、ウクライナ、6月10日 (AP) ― ウクライナ軍は6月7日から8日にかけて、ロシア軍が部分的に占領する南部ヘルソン州と東部ルハンシク州にミサイルとドローン攻撃を仕掛け、少なくとも28人が死亡した。 ヘルソン州の小さな町サドブに対するウクライナ軍のミサイル攻撃では、22人が死亡15人が負傷した。 ロシアの国営タス通信が報じた、ロシアが任命したヘルソン州の首長の談話によると、ウクライナ軍は最初フランスから供与された巡航ミサイルでサドブを攻撃、次いで米国供与のハイマースで同じ町を爆撃したという。 ウクライナ軍の時間差攻撃は、最初の攻撃の犠牲者救助に周辺の住民が駆けつけたところに2次攻撃を仕掛けることで、意図的に被害を大きくする狙いがあったと同首長は指摘。 東部ルハンシク州へのミサイル攻撃では6人が死亡、60人が負傷した。 この攻撃に対するウクライナ側からの発表はない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)