復活の兆しを見せる5ゴールを奪ったが残る不安…… 気になるのはライス&ガブリエウの負傷状況
1カ月ぶりの勝利を飾る
プレミアリーグ第21節でクリスタル・パレスと対戦したアーセナル。直近4試合は勝つことができていなかったため、まずはなんとしても勝ち点3が欲しい中で迎えた試合だった。 試合の入りから攻勢を強めるアーセナルは前半のうちにDFガブリエウ・マガリャンイスがセットプレイから2ゴールをマーク。得点力不足が懸念されていたアーセナルだったが、ここから圧巻のゴールショーを披露する。 59分にはGKダビド・ラヤから始まった高速カウンターを最後はFWレアンドロ・トロサールが冷静に流し込み3-0に。その後もパレスのゴールに迫るアーセナルは、途中出場のFWガブリエウ・マルティネッリが後半ATに2ゴールを挙げ、5-0の大勝を飾った。 1カ月ぶりの勝利を収め、強いアーセナルが復活したことを感じさせる試合ではあったが、気になるのはMFデクラン・ライスとガブリエウのケガの状況だ。ライスはこの試合73分に交代し、ガブリエウも81分に交代している。 試合後、指揮官のミケル・アルテタは2人の状況についてこう語っている。 「デクランは何かを感じていた。ハムストリングに違和感があったので、3-0ではリスクを冒したくなかった。ガブリエウは前半に膝にタックルを受け、まだ苦しんでいた」(英『Daily Mail』より) 検査を受けるまでは正確な状況はわからないが、ライス、ガブリエウ共にアーセナルにとっては欠かせない選手であるため、軽傷であることが望ましい。 アーセナルの次の試合は31日のノッティンガム・フォレスト戦となっており、少し間が空くのが不幸中の幸いか。プレミア優勝に向けて素晴らしい試合を見せたアーセナルにとって、仮に2人が離脱を強いられることとなったら大ダメージとなるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部