大阪・松井知事と吉村市長が会見 「クロス選」出馬(全文5完)住民の判断に従う
当選後、住民投票の実施時期の目標は?
朝日新聞:ああ、すみません。朝日新聞の【ミヤザキ 01:40:39】です。クロス選が終わって、お2人がもし当選された場合、これまで住民投票というのは11月という案もありましたけど、これは市長、知事の任期はそこら辺だったからということだと思うのですが、純粋に都構想の住民投票の実施時期の目標というのが任期中ということは、延長戦というか4年後というふうになると考えてもいいんでしょうか。 松井:4年後じゃなくて4年内ですね。だから11月もう無理になったじゃないですか。きのうの法定協議会のあの状況の中で。11月にやろうと僕らは思っていた。公明党もそれは理解していた、了解していた。だから法定協議書を5月にまとめましょうという話し合いまでしていた。でももう無理になったんでね。要は今年の11月は、これは不可能になりました。で、今年この4月の選挙で付託いただければ、この4年間の任期で成し遂げたいと思っています。 朝日新聞:その議論が、公明党の方々から議論が足りないという意見も結構出てきていますが、お2人が当選しはったらもうすぐに法定協を始めるというような形ですか。 松井:それは市議会、府議会も併せて結果が出た場合、結果次第ということになります。 朝日新聞:すみません、あと1問、申し訳ないです。公明党は一部自主投票にするという話も出ていますが、もし自主投票にされるとしたらどういうふうにお考えでしょうか。市議団の幹部なんかは自主投票になるというふうに言っていますが。 松井:それは公明党さんの考えなので、われわれにはちょっとよく分かりません。われわれがどうのこうの言う話じゃないと思います。
次期衆院選では府内選挙区で対立候補を立てるのか
NHK:すみません、NHKの【アオキ 01:42:40】です。先ほどの公明の衆院選の選挙区のくだりの確認なんですが、代表は全面対決をするという言い方をされていましたけど、3、5、6、16に候補者を立てるということでよろしいでしょうか。ちょっとテレビのメディアなので具体的におっしゃっていただけるとありがたいです。 松井:それはこの選挙の結果で、もう全面対決が続くのなら、われわれは今まで公明党さんと協議の中で、公明党さんからのいろいろ要請に対して、われわれは大阪・関西の小選挙区について直接対決は避けてきたわけです。もう向こうが直接対決でいいじゃないかという話になれば、われわれが避ける理由はなくなりますよね。これは2017年の総選挙のときも、われわれもう要は候補立てないだけじゃなくて応援もしてきたわけですから。17とかね。それはわれわれも、なんて言うかな、勝手連的にやっているわけじゃないので。いろんな話し合いの中でお互いWin-Winになるためにやってきたわけなので、これ全面対決になったらわれわれが遠慮するところは必要なくなるということです。 NHK:ありがとうございます。それから先ほど府と市の職員の方のお話がありましたけれども、もしお2人が当選された場合に、職員の方ですとか特別職の方に代わってもらう、もしくは入れ替わってもらうというお考えはありますか。 松井:僕は今まったくありません。だって吉村市政継承していくわけで、吉村市政を支えている人たち、そのまま一緒に仕事をしたいと思っています。 吉村:僕も同じです。特別職については松井体制をそのまま承継しますので、今、組織をがっちり固めてやってくれていますから、それをそのまま承継するということになると思います。 司会:はい。