大阪・松井知事と吉村市長が会見 「クロス選」出馬(全文5完)住民の判断に従う
菅官房長官とはどのような話をしたのか
横田:フリーの横田一ですけども、菅さんと公明党と全面対決になることについて、どんなお話をなさったのかということと、橋下さんと最後にお話をされたときに、どういう内容だったのか、公明党への怒りについては橋下さんも口にされていて、今回のことでスイッチが入るのかなという見方もしていたのですが、最後にどういうお話をされたのかと。 結局、橋下さんがいないといるとでは全然違って、前回は先ほどキハラさんがおっしゃったように、橋下さんも衆院選に出るということもあって、公明党が最終的に折れたんですが、やっぱり橋下さんがいないと影響力が限定的なのかなと。そういうこともあって今回の統一地方選厳しいので、ダブル選に打って出たという選挙対策の意味合いもあるのかどうかについてお伺いしたいのですが。 松井:まず今の官房長官の話出ましたけど、一国の内閣の要、官房長官なので、それは大阪の地方政府のトップとして、いろんな政策の話しますけども、われわれ維新の会がどこともめるけどもどうでしょうかとか、そういうさまつな、そういう話はいたしません。それから橋下さんとの、え? 横田:最後の会話。 松井:最後の会話って、それはプライベートで会うので、いつが最後だったかというのは、それは覚えておりません。今年に入っても、お互い忙しい中で吉村市長も交えて、3、4回はご飯食べたりしていますから。これいつだと聞かれてもね、つい。 横田:この話が最後に出たのはいつですか。 松井:いや、だからそんなの覚えていないじゃないですか、それは普通に。お酒飲んで楽しい話してるんだから。これが話出たとか出ていないとかは覚えておりません。橋下さんが政治の世界から引退されてもう3年3カ月たちました。直接、維新の会と関係ないことは、もう世の中の人もみんなご存じだと思いますので、ここで彼の民間人としての立場もあるので、彼にご迷惑を掛けるようなことはしたくありません。 横田:選挙対策ではないんだということですか。 松井:選挙対策でないというのは、今日ここまで説明してきましたからね。それで、選挙対策って取り上げられるのが僕はちょっとよく分からない。要は僕と吉村市長が出直さなくても、現職知事・市長なんだから、候補者それぞれはしっかり応援は行かしますよね。だから今回は、要は都構想を実現するに当たって、壁にぶち当たって、もう一度世の中の人に判断してもらう必要があるから、クロスで出直すだけで、選挙対策というのは当てはまらないんじゃないかなと。ただこうすることで、要は選挙に対して興味と関心を持っていただけたら、民主主義が拡充されるということはいいことだと思っています。 司会:はい。そっち。