【全日本】斉藤ジュン 3冠王者デイビーボーイ・スミスJr.に挑戦表明「DOOMで締めてやる」
全日本プロレスの〝最恐双子〟斉藤ブラザーズの兄・ジュン(37)が、3冠ヘビー級王座への挑戦を表明した。 暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝チーム決定トーナメント決勝戦(8日、東京・後楽園ホール)でジュン&レイの斉藤ブラザーズは、宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.組に勝利。史上初となる世界タッグ王者での全勝優勝を果たした。 試合後、ジュンは「最強タッグを全勝優勝したら、どうしてもやりたいことがあった」と切り出すや、一度退場していた3冠王者のスミスを呼び出す。再びリングインした王者の目の前に堂々と立ち、「大みそかの代々木で、この斉藤ジュンに挑戦させろ」と表明した。王者が承諾すると、2人はがっちり握手。31日東京・国立代々木競技場第二体育館大会での王座戦が決定的となった。 ジュンにとって3冠戦は今年2月の後楽園大会で、当時の王者・中嶋勝彦に挑戦して以来だ。だが、あの時とは違う。8月の仙台大会ではスミスにシングルで勝利しており、さらにこの最強タッグ優勝で勢いづいている。 「仙台でやったとき、スミスは本気じゃなかった。だから今度は本気のスミスとやりたい。大みそかの代々木大会で俺が3冠チャンピオンになって、DOOMで締めてやるよ!」。3冠ヘビー&世界タッグの〝5冠王者〟として、激動の2024年を締めくくる。
東スポWEB