野党、代理候補が大統領選出馬へ ベネズエラ、公正な選挙困難
【サンパウロ共同】7月のベネズエラ大統領選への立候補を禁じられた野党統一候補マチャド元国会議員は22日、自身の代理として大学教授コリナ・ヨリス氏が出馬すると表明した。国内外のメディアが伝えた。 独裁色を強め3選を目指すマドゥロ大統領の圧力により、有力候補マチャド氏の出馬が阻まれた形で、公正な選挙実施は困難な状況にある。時間が限られる中、知名度に劣るヨリス氏がどこまで浸透できるかが選挙戦の鍵となりそうだ。 マチャド氏は首都カラカスで記者団に、ヨリス氏を「全幅の信頼を寄せる人」と紹介し「マドゥロ氏に勝利するための大きな一歩」と強調した。