シュートボクシング初参戦となる吉成名高

　12月26日（木）に東京ドームシティホールにて開催される格闘技イベント『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の対戦カード発表会見が、12日都内で行われた。 　［スーパーフライ級52.16kg契約 OFG（オープンフィンガーグローブ）ムエタイルール 3分3R］で、吉成名高（エイワスポーツジム）とバックチョー・シックンナ（タイ）の対戦が発表された。 【動画】吉成が”高速”左ストレートでKO勝利する瞬間！ 　吉成は言わずと知れたラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇者で、ルンピニースタジアムとの統一王者も実現したファイターだ。 　今月1日に開催された『RWS JAPAN』では、ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級の3度目の防衛に成功し、現在驚異の34連勝中だ。 　対するシックンナは『スック パランマイ』というムエタイ興行に出場する選手で、吉成は「背が高く、ミドルを蹴ってきて、近づいてきたら肘で合わせるスタイルの選手」と語った。 　吉成はこの試合で初めてOFGでの試合に挑む。会見で吉成は「今回OFGでムエタイの試合をやらせてもらえるということで、正直、自分もどういった展開になるのかっていう風にワクワクしてますし、自分のファイトスタイルはOFGでも生きる戦い方だろうなっていう風に見て思ったので、どういうパフォーマンスができるか自分自身も楽しみです」と初めてのOFGでの試合に心躍らせているようだ。 　練習については「練習再開の初日からもうOFGを着けて急ピッチで練習していたんですけど、案外自分の拳も痛めなさそうだし、やれるんじゃないかな、甘くはないと思うんですけど。今は2週間くらいOFGで練習していて、パンチを打つ感覚というか、少しずつ掴んできたかなって印象はあります」と初めてではあるものの、感覚を掴み始めているようだ。 　また、所属ジムの他の選手にアドバイスは貰ったかという質問には「12月20日にいとこの（吉成）士門がONE Friday fightsに出るんですけど、士門はOFGの試合を3、4試合ぐらい経験しているので、どういう攻撃が当たるかとか、こういう動きが良いんじゃないかとか色々相談して、自分なりに色々試行錯誤している」と試合経験者からのアドバイスを貰い、練習していると語った。 　吉成は初のOFGでの試合となるが、どのような戦いをするのかに期待だ。