【風冷え】北風強い状態続く 北日本の太平洋側は荒天に
きょう（月）午後も、全国的に北寄りの風が強い見込み。このため、太平洋側で晴れる地域でも、実際の気温ほどの暖かさはなさそうだ。東北の太平洋側は海上を中心に暴風や高波に警戒が必要で、あす27日（火）明け方にかけては大雪にも注意・警戒が必要となる。
■北風と太陽
低気圧が東へ離れ、太平洋側は晴れている所が多い。最高気温はきのう（日）より大幅に高くなる予想で、東京都心は14℃くらいまで上がる見込み。ただ、午後も北寄りの風が強いため、日陰では実際の気温より寒く感じられそうだ。東・西日本の日本海側は、寒気の影響で天気が変わりやすく、所々で雨や雪が降る見通し。
■荒れる地域も
北日本の太平洋側は、雪と風が強まる所がある見込み。特に、東北は今夜初め～27日（火）にかけて暴風や高波に警戒が必要だ。東北はあす（火）明け方まで平地でも大雪となる所があり、風が強いため、ふぶいて見通しが悪くなるおそれがある。交通障害や屋根からの落雪、湿った雪による電線や樹木への着雪、なだれにも注意が必要だ。
■また寒くなる
あす（火）午後は東北や北陸でも、次第に雪や雨は止んでくる見通し。28日（水）は全国的に晴れて、太平洋側を中心に日差しが暖かいが、関東から西は花粉の飛散が多くなる地域があるので注意が必要だ。 週の後半は、西から低気圧に伴う雨や雪の範囲が広がり、3月1日（金）夜～3日（日）朝にかけては、上空に寒気が流れ込み、全国的に寒くなりそうだ。2日（土）は西日本の日本海側や北陸で、平地でも雪の積もる所がある見込み。（気象予報士・高橋和也）
