「愛人転生」癒やし系キャラ・井上宗二郎役の佐藤大樹は魚に癒やされる
現在MBSドラマ特区枠で放送中の「愛人転生―サレ妻は死んだ後に復讐する―」は、事故で命を落とした真山千里(小島藤子)が、夫の愛人・三井瑠奈(香音)に転生し、夫・真山悠太(千賀健永/Kis-My-Ft2)に復讐(ふくしゅう)をする愛憎渦巻く転生サスペンス。
クセの強い登場人物が多いなか、物語の癒やし的存在になっているのが、千里の大学時代の同級生・井上宗二郎。そんな宗二郎を演じるFANTASTICSの佐藤大樹さんに、撮影の裏側やパーソナルなお話を聞きました。ドロドロ劇の裏側は和気わいあいとした楽しい現場だったようで…。
――“不倫”“転生”“復讐”と、キーワードをあげるだけでもドロドロ感ハンパない「愛人転生―サレ妻は死んだ後に復讐する―」ですが、現場はどんな様子でしたか? 「雰囲気がすごくいい現場だったんですよ。『毎日笑いが絶えない現場だったよね』って、皆さん口をそろえて話していたぐらいです」
──撮影中の印象的なエピソードを教えてください。 「僕は、撮影の合間に3~4時間ほどの空き時間ができることが割とありまして。その時間を使って何をしてくるか、現場で毎回話題になっていました(笑)。僕が『今から行ってくる!』と言って出かけようとすると、撮影中の千賀(健永)さんや香音ちゃんは『いいな~。帰ってきたら感想教えてね』って言って見送ってくれて。ちょうどその頃ハマッていたメダルゲームをしに行ったり、撮影現場の目の前にある遊園地に行ったり。温泉やサウナに行くこともありました」
――外出してどこかに行ったときは、共演の皆さんにお土産を買って帰ったりも? 「毎日誰かしらが差し入れを入れてくれるすごくすてきな現場だったので、僕も、UFOキャッチャーで取った飴や、外に出たタイミングで買ってきたエナジードリンクをクーラーボックスに入れて差し入れたりしていました」
――ドラマのタイトルにかけて、転生をするとしたら何になりたいですか? 「魚がいいです。僕、魚が大好きで、小学生の頃からいろいろな種類を飼っていたんですよ。家には常に水槽があって、金魚や熱帯魚、ウーパールーパーなんかもいました。かわいいんですよ(笑)。外に出られなかったコロナ禍は特にハマって、多い時で水槽が四つぐらいは家にあったかな。魚って、散歩しなくていいし、水槽の掃除も思うほど大変じゃないから意外と飼いやすいんです。それに何より、泳いでいる姿を見ると癒やされるんですよね。クジラとかシャチのような大きな生物になるのも気持ちよさそうだけど、小さい魚になって、その目で大きな海の世界を見てみたいな」 ――「ファインディング・ニモ」のように、小さな体で大きな世界を冒険してみたい? 「そうですね! クマノミに転生しよう(笑)」