第７週のMVPに選ばれたヒートのヒーロー(左)とマーベリックスのドンチッチ(右)。(C)Getty Images

　現地時間12月９日、NBAが今季第７週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからマイアミ・ヒートのタイラー・ヒーロー、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。 【動画】東西のMVPに輝いたヒーロー＆ドンチッチの第７週ベストゲーム！ 　12月２日（月）から８日（日）の期間中、４試合に出場したヒーローは平均25.3点、6.0リバウンド、5.5アシスト、フィールドゴール成功率50.7％（35／69）、３ポイント成功率43.6%（17／39）、フリースロー成功率87.5％（14／16）をマーク。チームの３勝１敗に貢献し、キャリア６年目で初の週間MVPに輝いた。 　八村塁らと同じ2019年ドラフト全体13位指名の24歳は、この週の２試合で30点超えの活躍を披露。４日のロサンゼルス・レイカーズ戦で９本の３ポイントを含む31得点を奪うと、８日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では34得点を叩き出し、首位撃破とともにヒートの今季初となる３連勝の立役者となった。 　今季のヒーローは開幕から全試合で先発を務め、すべての試合で３ポイントを成功。昨季から52試合連続で２桁得点をあげており、平均得点は自己ベストかつチーム最多の24.2点に伸ばしている。 　 　一方、マブズを期間中３戦全勝に導いたドンチッチは、平均29.3点、11.7リバウンド、8.3アシスト、3.33スティール、フィールドゴール成功率45.8％（27／59）、３ポイント成功率43.8%（14／32）を記録。今季初、通算14回目の受賞となった。 　キャリア７年目を迎えた25歳のスーパースターは、復帰２戦目のメンフィス・グリズリーズ戦で37得点を叩き出すと、続く２試合はトリプルダブルを達成。７日のトロント・ラプターズ戦は前半最後のブザービーターを含む30得点、13リバウンド、11アシスト、４スティールの好パフォーマンスを披露した。 　ヒートは現在12勝10敗でイースト５位。直近12試合で11勝と絶好調のマブズはウエスト３位タイ、次戦10日にはオクラホマシティ・サンダーとのNBAカップ準々決勝が控えている。 構成●ダンクシュート編集部