ロス五輪“不採用”に「再考してほしい」米でも反響止まぬブレイキン ヒップホップ界の重鎮も「大好きなんだ、大好きだよ」
パリ五輪で初めて採用されたブレイキンは日本の湯浅亜実(ダンサーネーム:AMI)が初代女王に輝くなど、日本でも大きな話題を呼んだ。だが、2028年のロサンゼルス五輪では不採用となっていることを受け、開催国のアメリカでは残念がる声があがっている。 【画像】ブレイキン初代女王は日本のAMI!パリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック! 米メディア『Fast Company』はロス五輪に関する記事を配信し「ブレイキンは2028年の競技から除外される。このスポーツはパリでデビューしたが、そのオリンピックが始まる前に、ロサンゼルスから除外する決定が下された。このスポーツはアメリカ発祥なので、多くの人がこの決定に失望している」と報じている。 また、米メディア『Entertainment Weekly』は「LL・クール・Jは、2024年パリ五輪のブレイクダンスに参加した際のことを語る」という記事の中で、米ニューヨーク出身でラッパーのLL・クール・Jが、ブレイキンについて語ったコメントを紹介している。 LL・クール・Jは「2028年のオリンピックでブレイキンの復活を再考してほしい」と話したという。さらに「2028年のオリンピックではブレイカーたちがさらに良くなっているはずだ」とし、「少し時間をかければいいだけだ。僕はこの文化が大好きだ。ヒップホップが大好きなんだ、大好きだよ」 と、熱く訴えかけている。 2度のグラミー賞受賞を誇るLL・クール・Jは、無数のラッパーたちに多大な影響を与え続けている。また、俳優、起業家、作家など、音楽以外の活動も幅広い。そんなヒップホップ界の重鎮が再考を望むだけに、反響の大きさがわかる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]