創業90周年、新ブランドのボトルデザイン「N」で愉しみ方、多様に ニッカウヰスキー・為定一智社長「新世代のファンが増えている」
【ウオーキング】高校時代は空手、大学ではバスケットボールで体を鍛えた。今はウオーキングを楽しんでいる。時間があれば、自宅の品川区から平和の森公園(大田区)や駒沢公園(世田谷区)まで2、3時間かけて歩く。「しっかり歩くので足腰は鍛えられていると思います」
【ピート掘り】ウイスキーにスモーキーな香りをつけるピート(泥炭)は、北海道の中央、石狩平野で豊富に産出され、ニッカのピート畑も同平野にある。ピートを掘り出す際には「ピートカッター」と呼ばれる細長いスコップを使う。「私もピート掘りに挑戦しました。体力的にきついという感じはしませんでした」
【家族】妻と娘の3人家族。アサヒグループHD時代、オーストラリアへは家族と一緒に赴任した。娘は高校生になったばかりだったが、現地の高校で学び、英語を流暢(りゅうちょう)話すようになった。現在は就職して社会人となり、最近、一人暮らしを始めた。「たまに夕食で一緒になると、娘の話を聞くのが楽しみです」
【ハーフマラソン】オーストラリア3大マラソンの1つに「メルボルンマラソン」があり、毎年10月以降に開催される。南半球では春から夏に向かう過ごしやすい季節だ。2021年に初めてハーフマラソンに参加、完走した。「途中、苦しい時もありましたが、達成できてうれしく思いました」
【ジャパニーズサマーフェスティバル】メルボルンでは毎年、メルボルン日本商工会議所などの主催で「日本の祭り!ジャパンサマーフェスティバル」を開催しており、約4万人が訪れる。飲食ブースでは焼き鳥、たこ焼きなどのブースが並び、ドリンクコーナーではアサヒグループ社員が来店客にビールを注ぐ。「現地の方は日本のビールを好んで飲む方が多く会話も弾みました」
【座右の銘】「美点凝視(びてんぎょうし)」。江戸時代の幕府御用学者・荻生徂徠(おぎゅう・そらい)の言葉。大切なことは相手の短所や欠点に目を向けるのではなく、長所や特性に目を向けること。「自分への戒めでもあります」