とっさの判断が命救う 浮き輪がわりにタイヤ投げ込み通報 海中に転落した船員を釣り人が発見 落ちた人は命に別状なし【岡山】
きょう午後(15日)、岡山県玉野市の宇野港で、釣りをしていた男性が海中に人が転落したのを見つけ、とっさの判断でタイヤを投げ込んだ上で通報、転落した人は助かりました。 玉野海上保安部によりますと、きょう(15日)午後3時ごろ、玉野市の宇野港の第3突堤で釣りをしていた男性が、港に着岸中の船の乗員が岸壁から船に乗り移ろうとして足を滑らせて船と岸壁の間の海中に転落するのを目撃しました。 男性はいっしょに釣りに行っていた人と協力し、浮き輪がわりに船の緩衝材として使われているタイヤを投げ込むとともに午後3時10分ごろ海上保安部などに通報しました。 通報を受けた海上保安部が現場に急行し、午後3時25分ごろ転落した船の乗員を救助、乗員は救急車で岡山市内の病院に救急搬送されましたが意識はあり、命に別状はないということです。 転落から救助まで約25分。とっさの判断が冷たい真冬の海に落ちた人の命を救いました。
RSK山陽放送
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