【続報】琵琶湖で浮かぶ“無人の水上バイク”。ケガを負って浮かんでいた 20歳代の男女は、骨折などの重傷! 今年の夏、地元の水上バイク業者が悲鳴を上げている
良くも悪くも、「水上バイク」は目立つ乗り物である
水上バイクの事故は、ニュースでも大きく報道される傾向にある。 地元の人が声を上げれば、その場所が「乗り入れ禁止」になるケースも増える。 少し前までは、水上バイク業界全体が“だんまり”を決め込み、事故や事件が起こっても、頭を低くしてその話題が過ぎ去るのをジッと待っていた。いわゆる「問題の先送り」だ。 しかし、それではどうにもならないほど、ひっ迫した状況に陥っている。 本誌は「水上バイク専門誌」なので、あえて「問題」を大きく取りあげることで、世の中から「水上バイクの事故」をなくしたいと考えている。これ以上、「水上バイクのイメージ」を悪化させたくない。
水上バイクは「簡単な乗り物」ではない
今回の事故でもそうだが、後部座席に乗っていた人が「ろっ骨を骨折」しても、「乗った人にも責任がある」と言われてしまう。 座って乗るタイプの水上バイクは、アクセルを握れば誰でも簡単に走らせることができる。しかし、「思い通りに乗りこなす」には、相当な時間と練習が必要である。 まだ、夏は終わっていない。これから水上バイクに乗りに行くという人も多いだろう。 いまだにゲレンデに行くと、「水上バイクは後部座席に乗った人を落として遊ぶ乗り物」という、訳の分からない勘違いをしている人を見かける。 「簡単に時速100km出てしまう乗り物」ということを念頭に置き、自分の技量を過信せず、正しい状況判断をしてマリンレジャーを楽しんで欲しい。 自分の不注意でケガをするのは、「自分の大切な人」である。 そして、アナタが事故を起こすことで、他の誰かに多大な迷惑がかかることを忘れないでほしい。
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