【MLB】カブス痛恨の逆転負けで連勝が3でストップ カージナルスのラーズ・ヌートバーが決勝犠飛を放つ
【カージナルス5-4カブス】@リグレー・フィールド
日本時間8月4日、ナ・リーグ中地区のカブスは同地区2位のカージナルスに5対4で敗れ、連勝が3でストップした。カブスは序盤に4点を取り、リードするも8回9回に連続失点を喫し逆転負けとなった。カージナルスは2番手のジョジョ・ロメロが1回無失点で5勝目(1敗)。守護神ライアン・ヘルズリーがメジャートップとなる34セーブを挙げた。カブスは勝ち越しを許した4番手ヘクター・ネリスが1回1失点で4敗目(8勝)を喫した。 【動画】9回に決勝犠牲フライを放つラーズ・ヌートバー(MLB.comより) カブスは初回、カージナルスの2番アレック・バーレソンに19号ソロを打たれ先制を許す。しかし、その裏にカブス2番マイケル・ブッシュの15号2ランで逆転すると、続く2回裏にピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打とミゲル・アマヤのスクイズで4対1とリードを広げる。カブス先発ジェイムソン・タイオンは初回に本塁打を許すも、その後は無失点の投球を披露。6回88球6安打4奪三振1失点の好投で、8勝目の権利を持ってマウンドを降りた。 しかし、8回表に3番手ポーター・ホッジが連続の四死球で二死1・2塁のピンチをつくると、5番ブレンダン・ドノバンがサードへの内野安打。さらに三塁手アイザック・パレイデスがファーストへの悪送球で1点を失い点差を縮められる。すると、続く6番ノーラン・アレナドに同点タイムリーを浴び、4対4の同点に。さらにカージナルスは9回裏に先頭のトミー・ファムが三塁打で無死3塁のチャンスをつくると、8回裏に守備から途中出場していたラーズ・ヌートバーがセンターへの勝ち越し犠飛を放ち、8回9回で逆転に成功した。一方のカブスは、リードを守り切れず痛恨の敗戦。連勝も3でストップしてしまった。 鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場。4打数無安打と快音は響かず、5試合ぶりの無安打となり連続マルチ安打は4試合で途切れた。今季の打撃成績は打率.272、OPS.837となっている。一方、決勝犠飛を放ったヌートバーは今季初の犠飛で23打点目をマーク。打撃成績は打率.232、OPS.713となっている。