「最強寒波」が襲来…落雪に“巻き込まれ”死亡事故や相次ぐスリップ事故 10日にかけ日本海側中心に大雪・吹雪続く見通し
旅行者の足元は多くがスニーカー
9日正午時点の積雪が167cmに達した岐阜・白川村。取材班は、世界遺産の白川郷へ。 合掌造りの集落へと向かう吊り橋は、色とりどりの傘をさした外国人観光客でギッシリだった。 ポーズを決めて写真を撮り、はしゃぐ様子も見られたが、いざ橋を渡るとなると…。 恐る恐る慎重に前へ。吊り橋の上の路面は凍りやすい上、雪が踏み固められ、ツルツルと滑る危険な状態だった。 香港からの観光客: とても綺麗な景色、本当に感動的。でも雪のせいで滑りやすくなっている。 シンガポールからの観光客: (Q.不要不急の外出自粛は?) 知っているよ!今のところは大丈夫。でも大雪になりそうだね。 不要不急の外出を控える呼びかけは知ってはいても、一面の銀世界の絶景を堪能するチャンスは逃したくないようだ。 とはいえ、コロコロと天気が変わる不安定な空模様。時折、地吹雪が発生し、視界が効かなくなる時間帯もあった。 雪道を歩く旅行者の足元をみると、多くの人がスニーカーだった。 香港からの観光客: こんなに靴がびしょびしょ!手すりにつかまりながら注意して歩くよ! 10日にかけ、日本海側を中心に大雪や吹雪が続く見通しで、10日夕方までに北陸地方で70センチ、九州北部であすまでに25センチ、四国でも30センチの雪が降る見通しだ。 そして9日の最低気温が3.0℃と冷え込んだ東京都心でも“雪への警戒感”が高まっていた。 ガソリンスタンドの店長: (Q.こちら今何をされているのですか?) 今ですね、冬用のスタッドレスタイヤに履き替えています。 ガソリンスタンドでは、冬用スタッドレスタイヤへの交換依頼が増えていた。 客: 東京も少し雪が降るんじゃないかという話だったから。 3連休の雨と雪の予想では、関東にも雨雲がかかって、雨から雪に変わる可能性があり、最新の予報に十分な注意が必要だ。 (「イット!」 1月9日放送より)
イット!