立憲民主党・岡田衆院議員が弘前市のリンゴ園視察 「被害が起きてからの支援では駄目」
青森朝日放送
この冬の豪雪による被害について、青森県選出の国会議員が状況を視察しました。 【藤原祐輝アナウンサー】 「弘前市のリンゴ園では、このように雪の影響によって、リンゴの木の枝が折れてしまっているところがあります、立憲民主党の岡田華子さんが、こういった雪の被害を現在視察しています」 【立憲民主党 岡田華子衆院議員】 「これ、もう・・・」 【青森県りんご協会 工藤貴久技師】 「これぐらいになるともう助からないです、それこそ皮一枚という表現」 立憲民主党の岡田華子衆院議員は、弘前市悪戸のリンゴ園を視察。枝折れ被害の状況や農道の除雪について確認しました。 【立憲民主党 岡田華子衆院議員】 「この道を除雪しなきゃいけない大変さも分かったし、ここから入っていって雪を下ろしていく作業の大変さも分かったし」 青森県内のリンゴ園では、2012年と2013年にも大雪による被害が発生しています。今シーズンはその時を上回るペースで雪が降っているといいます。 【立憲民主党 岡田華子衆院議員】 「被害が起きてからの支援では駄目、被害が起きないような支援が大切ですというところを、声を大きくして訴えていきたいなと思いました」 【青森県りんご協会 工藤貴久技師】 「リンゴ園の実情を見ていただいて、被害も見ていただいたので、この被害がこれ以上拡大しないようにできるだけ早く施策を講じていただきたいと思います」 【藤原祐輝アナウンサー】 「こちらのリンゴの木は、枝の上に雪がずっしりと乗っています。一方わい化栽培では、枝の上に雪は乗っていませんが、こちらも雪による枝折れの心配があるそうなんです」 収量を増やすために木をコンパクトにする、わい化栽培。雪に埋もれた枝が雪解けとともに下に引っ張られて折れてしまうことも。前回の大雪では、こうした枝折れが被害のおよそ2割を占めたといいます。 【立憲民主党 岡田華子衆院議員】 (Q.下に引っ張られる枝折れ)「知らなかった」 「段階に応じたサポートが速やかに取れるように支援していきたいなと思いました」