ハンターカブにOUTEXのステムスタビライザーと振動吸収レバーガードを装着してみる
自分はハンターカブ用の専用カラーである黒ベースのピボットレバーにリプレースの3フィンガーレバーを組み合わせてるよ。 振動吸収レバーガードを装着してみるとこんなに余裕。せっかくレバーが短いのでカラーを外してそのまま装着したい。 よし、カラーをオミットしちゃおう。 ※ここからはメーカー推奨の取付方とは違うので、あくまでも自己責任でお願いします。※ 単純にカラーだけを外してみたところ、ネジを切ってない部分に掛かってしまってそのままでは装着不能。 なのでホームセンターに行って、左側と同じサイズのボルト、つまりM8×60mmのキャップボルトを買ってきた。 カラーを抜いて改めて装着。 グリップとの隙間が落ち着いて良い感じ。 ただ注意点として、くれぐれもグリップに近づけすぎないように。グリップのエンドとレバーガードが干渉してスロットルの動きが悪くなったりするよ。最悪、スロットルが戻らなくなるかも。 なので、装着時に余裕を持って隙間を作って締めていこう。ただ、本締め前には干渉しなかったのに、締めこむと干渉する、というパターンもあるので締結後もしっかりと確認をして、そのうえで十分なマージンをとっておこう。 というわけで完成。
試運転に行ってくるよ
黒くてカッコイイ。せっかく天気も良いので、試運転に行ってきます。 振動吸収レバーガードのおかげで、ちょっと走るだけでも疲労感というか快適さがだいぶ違うね。ただ、快適な状態って実感しにくいのよね。なんか走ってるうちにこれが普通って気持ちになってしまう。 そしてステムスタビライザー。舗装路ではもちろん効果抜群。デモ車の試乗でも感じた通り、ホイール径が大きくなったんじゃないかという位に直進安定性が向上するのに、初期旋回も旋回中の挙動もすごくスムーズで、無駄なヨレがなくなった印象。 そんなに負荷をかけて走ってるわけじゃなく、いわゆる普通の街乗りペースなんだけどノーマルとの差は歴然。すごく乗りやすい。 せっかく自分のバイクに装着したので、未舗装路にも行ってみた。 直進安定性が良いということは、不整地でフロントがしならず、イメージ以上にまっすぐ行き過ぎてコントロールを失うんじゃないかという懸念があったからね。 舗装路同様、飛ばして走ったりはしないのでノンビリペースだけど、路面状況が枯草で全然よくわかんないのに、巧みに追従してくれる。想像では、路面状況変わっても前に進みすぎて最悪フロントが滑ったりする可能性を考えてたんだけど、むしろノーマルよりもしなりに節度感があって乗りやすい。ノーマルの時はちょっとフロントがふにゃっとなる感じがあって、不安定さを感じることもあったけどそれが解消されてる。 あんまり調子良いから意地悪な気持ちになって、どんどん進んでいったけど本気で乗りやすい。のんびりペースとはいえ、確実に安心感が増してる。板2枚足しただけなのに凄いよこれ。
まとめ
ステムスタビライザーが良いのはわかってたけど、まさか未舗装路でも走りが改善するとは嬉しい誤算。振動吸収レバーガードは走行時の快適性を確実に高めてくれるし、いずれもハンター乗りにはオススメのパーツですよ。
若林 浩志