「ドリブルで試すのが好き」久保建英、被ファウル数でラ・リーガ単独トップ!?「実際の数字はさらに高く…」【海外の反応】
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、2024/25シーズンのラ・リーガで最も多くのファウルを受けた選手であることが明らかになった。ドリブルで仕掛けることが多く、ソシエダの攻撃の起点となる選手であるため、ファウルを受けるターゲットになりやすいと、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。 【動画】まばたき厳禁! 久保建英の衝撃ゴールがこれだ! 久保は今季公式戦10試合に出場し2得点を記録。ラ・リーガ第2節のエスパニョール戦では67分からの途中出場で、80分に決勝点を決めていた。第8節のバレンシア戦では、先発出場の久保が8分に先制点を決めたことでチームが勢いに乗り、オーリ・オスカルソンが2得点決めて3-0の勝利をおさめている。第9節のアトレティコ戦では躍動し、スペイン紙『アス』のロベルト・ラマホ記者から「久保を止めるにはファウルしかない」との評価を受けていた。 そして、その言葉が示すように、久保は相手から多くのファウルを受けている。サッカーのデータ分析を行う『Opta』によると、ファイナルサード(サッカーのコートを3つに分けたうち、相手のゴールに一番近い場所)で久保は10回のファウルを受けており、ラ・リーガの選手の中で最もファウルを受けた単独トップの選手だという。アレックス・バルデ(バルセロナ)やヴィニシウス(レアル・マドリード)などが9回、ラミン・ヤマル(バルセロナ)などが8回となっている。 この結果を受けて、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は「タケ・クボはドリブルで相手のディフェンダーを試すのが好きな選手だが、これはファウルを受けるという明らかな結果をもたらす。彼のプレースタイルは、チームがボール保持と試合のコントロールに重点を置いていることに合わせている。そのためフィールドの最後の3分の1で最も多くのファウルを受ける日本人選手となっている」とし、「久保が受けたファウル数は二桁に達しているが、ウインガーが受けた攻撃の多くは罰せられていないため、実際の数字はさらに高くなる可能性が高い」と分析した。
フットボールチャンネル編集部