GM、1兆円超の自社株買い 株価押し上げが狙い
【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、2024年末までに総額100億ドル(約1兆4700億円)相当の自社株買いを実施すると発表した。全米自動車労働組合(UAW)が実施したストライキや、電気自動車(EV)事業の不振を背景に低迷していた株価の押し上げが狙い。 同時に23年12月期決算の純利益が91億~97億ドルになるとの予想を公表。ストの影響で今年10月に撤回した従来見通しは93億~107億ドルだった。 GMはUAWとの労使交渉で25%の賃上げなどで合意し、新たな労働協約を結んだ。