長友佑都「似たものを感じる」菅原に“後継者”期待も「こんなぶっ飛んでいるやつはいない笑」
日本代表は17日、26年W杯北中米大会アジア最終予選C組第6戦の中国戦(19日、アモイ)へ向け現地での初練習を行った。試合2日前の練習は冒頭15分のみ公開となるのが通常だが、この日は冒頭15分が非公開に。中国戦に向けた戦術の細かい修正を行ったと思われる。 【写真あり】日本代表の“中国キラー”伊東「出たらやるだけ」 過去3試合2得点3アシストのお得意さま 練習後、DF長友佑都(FC東京)が取材に応じた。自身はベンチ外でスタンドから試合を見守った15日のインドネシア戦でDF菅原由勢(サウサンプトン)が途中出場でゴールを決めたことに「もう吠えましたね。うれしかったのと、彼も苦しい思いをしてはい上がってきたので、そういう彼が示したというのは僕も大きな刺激をもらいましたね」と振り返った。 また、菅原のゴール後にチームメートも一緒にゴールパフォーマンスをするなど、愛されるキャラでもあり同じDFで自身の“後継者”として期待されていることに「頑張ってほしいですね。なかなか僕の後継者というのは簡単ではないですよ。こんなぶっ飛んでいる癖のあるやつはなかなかいないので(笑い)。やっと癖があると気付いてきたんですよね、今になって。自分のことは普通だと思っていたので。なかなか僕の後継は難しいと思うんですけど、違う体現の仕方、表現の仕方はあるので、彼は似たものを感じますよね」と絶賛した。 中国戦に向けて「中国は初めてですね。気候は凄くいい。あ、北京の時か。凄く悔しい思いをしたところですね。記憶を消してました。あの時からもう20年?16年か。どう変わっているか分からないですけど、とにかく苦しい思いをした場所なので、いい結果で晴らしたい。苦い思い出を今回でしっかりと、自分の気持ち的にも晴らせるようにしたい。ブラジルのW杯もそうですけど、惨敗したところというのは、なかなか行きたいとは思わないというか、苦しい思い出が残っているので、ブラジルもそうだし、中国もそうだし、ちょっとその気持ちを晴らしたいという気持ちで燃えています」と意気込みを語った。