名古屋が下部組織育ちのMF豊田晃大と契約満了、今季は岩手でプレー「努力してまたここに戻って来れるよう精進したい」
名古屋グランパスは9日、MF豊田晃大(21)との契約満了を発表した。 豊田は名古屋のU-15、U-18と下部組織出身。2022シーズンにトップチームへと昇格した。 2023年夏にAC長野パルセイロ、2024年にはいわてグルージャ盛岡と育成型期限付き移籍していた。 名古屋ではリーグ戦での出番はなく、リーグカップで3試合、天皇杯で1試合に出場。岩手では今シーズンの明治安田J3リーグで12試合に出場していた。 豊田は両クラブを通じてコメントしている。 ◆名古屋グランパス 「あのピッチ、スタジアムに立てばなんでも出来そう。 そう思わせてくれる、そう力が湧いてくる特別なスタジアムでした。 1年半という短い間でしたし、皆さんの前でプレーする機会もほとんどありませんでしたが、 たくさんの応援ありがとうございました。 そして、名古屋グランパスユース、ジュニアユース、ジュニアを応援してくださっている皆さん。 ジュニアユース、ユースを含め約7年半、本当にたくさんの応援ありがとうございました」 「僕のチャントを歌ってくださった時、横断幕を初めて見た時、涙が出そうなくらい嬉しかったことを今でも覚えています。 皆さんが居なかったら僕は名古屋でプロになりたいと思っていませんでしたし、皆さんからの厳しい意見や応援、期待の声がいつも僕を後押ししてくださいました。期待に添えず申し訳ないです」 「自分と向き合い、努力してまたここに戻って来れるよう精進したいと思います。ありがとうございました!」 ◆いわてグルージャ盛岡 「いわてグルージャ盛岡を応援してくださる皆様、1年間という短い間でしたが沢山の応援をありがとうございました。チームとしては降格という結果で終わってしまったこと、チームに貢献できなかったこと、本当に申し訳ない気持ちです。「頑張れ」「期待しているよ」そんな言葉を貰うたび結果を出せない、ピッチに立てない歯がゆい気持ちと悔しさが入り混じり、時には矢印が外に向くことがありました。そんな時ばかりだったかもしれません」 「そんな中でも皆さんの応援の声、チームメイト、スタッフの皆さんが支えてくれたからこそ1年間戦えましたし、消えかけていた自信を取り戻すことができました。この地で戦えたこと、チームメイト、スタッフ、ファンサポーターの皆さんを誇りに思います」 「ありがとう、いわてグルージャ盛岡。ありがとう、岩手」
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