岡山県津山市、期日前投票開始に間に合わず 知事選と衆院選、入場券の発送遅れ
岡山県津山市選管は8日、10日告示の岡山県知事選と15日公示予定の衆院選で、投票所入場券の発送が遅れ、いずれも期日前投票の開始に間に合わないと発表した。入場券がなくても投票所で本人確認ができれば投票は可能としている。県選管によると津山市以外の複数の自治体でも発送の遅れが見込まれ、状況の把握を進めている。 津山市選管によると、両選挙共通の入場券を発送する予定だったが、準備期間が短く、システム処理が遅れたという。市内の有権者世帯は約4万5千世帯で、有権者には投票日前日の26日までに届く見通し。 期日前投票は知事選が11日にスタート。衆院選は16日に開始予定で、市内で市役所東庁舎など計6カ所で26日まで行われる。本人確認には運転免許証や保険証などが必要。市選管は「入場券が間に合わず、深くおわびする。できるだけ早く発送したい」としている。