パリでTinderを使ったら、オリンピック選手とマッチングした!?選手村の実情とは?
筋肉隆々で腹筋が割れているスポーツ選手とデートできるチャンスが目の前に降ってきたら、あなたはどうする?いずれにせよ、Tinderなどのマッチング・アプリの一部ユーザーは、そうした出会いを期待して、費用をかけてでも選手村周辺に自分の位置情報を置く。 【写真】ビキニラインの日焼け跡も眩しい!?水着姿でポーズをとる美しいパラグアイ水泳選手の投稿を見る 「その人とは突然、マッチングした」と語るのはアメリカ人インフルエンサーのソフィア・エリザベスだ。パリに滞在する自国オリンピック選手とのいきさつを話す彼女の動画は1,600万回以上再生された。選手の名前も種目も明かされていないが、試合前夜にふたりは交流し、選手は翌日の試合に勝ったそうだ。「自分の未来の子どもたちのためにそうすべきだと思ったの。未来のオリンピック選手は突然降って湧くわけでではないもの」とソフィアは冗談混じりに語った。 マッチング・アプリの一部ユーザーはソフィア同様、パリ北近郊のサンドニに仮想ロケーションを置き、気晴らしを求めるスポーツ選手とのマッチングを狙っている。ソフィア・エリザべエスは後に、この機能を無料で提供しているHingeアプリを使用したと明かした。一方、TinderやBumbleといったアプリはこの機能を有料会員に限定している。
妄想が暴走
アメリカのユーザーに課金を促そうと、Tinderは世界中好きな場所に自分の位置情報を置ける"Passport(パスポート)"機能をPRしている。アメリカのニュースサイト「マッシャブル」によれば、Tinderはスポーツ選手の写真を使ってプロ選手とのマッチングを匂わせているそうだ。こうしてSNSでは妄想が暴走する。とりわけスポーツ選手の見事な体格に誰もが感嘆するオリンピック開催時期に、選手との一夜や結婚を夢見る人が続出しても不思議ではない。 「選手村でTinderを使って夫を見つけ、アメリカから引っ越したい」とX(旧ツイッター)に書き込んだ女性ユーザーもいた。TikTokには上気した顔のセルフィー動画が延々と並ぶ。選手側にも、やや期待はあるようだ。ブラジルの水泳選手、ニコラス・アルビエロはセルフィー動画を撮りながら歩き回り、「選手村にはなぜ、誰もがことごとくかっこいいんだろう。っていうのは冗談だけど、目がキョロキョロしちゃうのは止めようもない」と投稿した。