自分は「何をしている/していない時にリラックスできるのか」ちゃんと把握していますか?40代以降は”休日の質”が仕事の明暗を分ける!
同様に友人知人と飲み歩く、にしても多数の人間と行動を共にする事に若干でも苦手意識があればそれは苦痛以外の何物でもないだろう。 ほかにも読書やゲーム、映画鑑賞などは目が疲れる、というパターンもあるかもしれない。 いずれにしても他人にとっての最適なオフの過ごし方が自分にとっての最適とは限らない、という前提で、まずは自分にとっての理想のオフを探ってみる事が大切だ。 なお、その際には表面的な自分自身の分析、例えば身体を動かすか否かのどっちがリラックスできるのか、で終わってはいけない。
より深い分析を持って、理想とするオフの姿を追求するべきだし、その追求が具体的な行動、または行動しない事につながるのだ。 例えば先ほどの「身体を動かすまたは動かさない」にしても、動かすとしたらどの程度の強度のものをどのくらいの時間が最適なのか、とか、集団単位か個人単位がいいのか、自宅か屋外かジムか、時間帯は朝か昼か夜か、などさまざまに考えるべき要素はあるハズだ。 さらに言うと一言にジムといっても、パーソナル形式かそうでないのかとか、考えるべき要素はあまたある。
読書にしてもそうだ。 どういったジャンルか、というすぐにでも考え付く事ばかりではなく、サイズ(単行本か否か、とか)、形態(紙ベースか電子ベースか、など)とかいろいろと考慮するべき要素はあるハズだ。 そのように深いレベルで分析してみない事には、その先の具体的なアクションには決してつながらないし、継続性も担保できない。 よく趣味とか言うと、他人のまねだけではなく、流行の物に飛びついたり、最初からいろいろとギアなんかを揃えて後戻りできなくなってしまうヒトもいるが、それではいけない。
ゴルフがまたはやりだしたと言えばやってみたり、瞑想がいいみたいな本が売れていると何も考えずにやりだす、みたいなパターンだ。 表面的な知識や思考に基づいたそういった行動では決して長続きしないし、理想のオフとは言えないだろう。 ■理想のオフを分析して、アクションに移す 逆に言えば、前述したような深い分析作業を行えばおのずと自分にとっての理想のオフの姿が見えてくる、というものだ。 前述の通り、オフにこそより工夫や個性が求められるのであるから、それは当たり前と言えば当たり前の事だ。