豊田兼 男子400メートル障害予選で唯一48秒台 決勝で自己ベスト必ず
◇陸上・日本選手権第1日(2024年6月27日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム) 110メートルとのダブル五輪切符を目指す慶大生ハードラーの豊田兼が、男子400メートル障害予選でただ一人48秒台を叩き出して決勝へ駒を進めた。 余力を残した走りで1組1位通過。五輪参加標準記録48秒70を上回る48秒62の好タイムで「しっかりまとめるレースができた。力がついてきた」と振り返った。 28日の決勝では自己ベストの48秒36を更新しての圧勝が目標。 「決勝で自己ベストを更新したい。優勝しないと内定ではない。そこは譲れない」と闘志を高めた。