お盆の中小型株「個別物色」では"この銘柄群"を見逃すな
個別物色の個別物色が強まりそうな、お盆の日本株市場。注目しておきたい銘柄群とは?(写真:AK/PIXTA)
2022年8月第2週(8~12日)は「日本株の基調転換を確認した週」として記録に残るかもしれない。 12日の前日比727円高によって、日経平均株価はフシとして意識されていた3月高値2万8252円、6月高値2万8246円をきれいに抜き去り、1月12日(2万8765円)以来、ちょうど7カ月ぶりの水準まで浮上した(いずれも終値ベース)。今年の最高値は1月5日の2万9332円だったから、ここは年初来高値が視野に入る水準ということでもある。 TOPIXが6月高値(1969ポイント)を上抜いたものの、3月高値(1991ポイント)を抜ききっていないという点が気になるが、ナスダックが修復の先導役を担っているアメリカ株市場の現状から考えれば、日経平均が日本株をリードする流れは当然だろう。
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岩本 秀雄