フェルスタッペン復活か、マイアミGPで今季スプリント4戦4勝!2位サインツ、ノリスは最終周痛恨ミスで3位…角田裕毅11位|F1
2024年のF1第19戦、アメリカGPのスプリントレースが現地時間19日行われた。 現地オースティンは晴天、気温27℃、路面温度44℃のドライコンディションでスプリントの時刻を迎えた。19周で行われるスプリントのタイヤに、20台全車がミディアムを選択している。 スプリントレースがブラックアウトとなり、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、チャールズ・ルクレール、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトンの順番でオープニングラップを終えた。
9番手スタートの角田裕毅はニコ・ヒュルケンベルグを抜いてP8で2周目に入った。トラック上では、各ポジションで激しい接近戦が繰り広げられる。 角田は5周目のターン12で一度ケビン・マグヌッセンをかわすも、翌周のターン1で抜き返される。その後ヒュルケンベルグにもかわされ、スプリントのポイント圏外、P9にポジションを落とした。 トップのフェルスタッペンは後ろにいるノリスとの差をDRS圏外となる、1秒以上離すペースで周回する。2番手ノリス、3番手サインツ、4番手ルクレール、5番手ラッセルという並びに。 9番手走行の角田はヒュルケンベルグからやや離され、後ろから迫るセルジオ・ペレスと接近戦を続ける状況となった。12周目のセクター3でペレスと抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げるが、P10にポジションを下げる。その後には後方から追い上げてきたオスカー・ピアストリと戦うも、ディフェンス及ばず11番手となった。 フェルスタッペンはノリスとの差を少しずつ広げ、残り3周時点で3秒まで突き放す。ファイナルラップのターン1でノリスはブレーキをロックさせ、これで2番手にサインツが浮上。ノリスは3番手となった。 結局スプリントレースはフェルスタッペンが3.8秒差をつけ、今季スプリント4戦4勝となった。2位サインツ、3位ノリス、4位ルクレールという並びでチェッカーを受けている。 5位ラッセル、6位ハミルトンとメルセデス勢が続き、7位マグヌッセン、8位ヒュルケンベルグとハース勢がそろってスプリントのポイント圏内でフィニッシュとなった。 9位ペレス、10位ピアストリと続き、角田はフランコ・コラピントに迫られたものの、P11を死守してチェッカーを受けた。 なお、今回ハース勢がそろってポイントを獲得。これでハースとVCARBは34ポイントで並んだ。だが上位入賞の回数により、総合6位ハース、総合7位VCARBとコンストラクターズランキングが入れ替わっている。