【巨人】北海道育ちのドラ4石田充冴が入寮 気温10度も「寒くない。雪ないなあ」亡き愛犬の写真も持参
巨人のドラフト4位・石田充冴(じゅうざ)投手(18)=北星学園大付=が8日、川崎市内のジャイアンツ寮に入寮した。北海道育ちの192センチ右腕は、新人11人の中で最後となる午後3時ごろに到着。「地元が旭川で、雪がすごい降っていて…。少し遅れてしまいました。(関東は)雪なんかないなあって考えながら(寮まで)来て。寒くないです。着ていたダウンも着なくてよくなったので、こんな暖かいところで野球ができるのはすごくうれしいです」と気温10度前後の寒空の下、“道産子感”全開で心境を口にした。 入寮に際して大切そうに持参したのは、今は亡き愛犬「矢吹」との写真だった。「自分が小さい頃に飼っていた犬で、中学生の時に亡くなってしまって。すごく大好きでした」。ボクシング漫画「あしたのジョー」が好きだった父が、主人公・矢吹丈から「矢吹」と名付けたといい「面白いアニメだなと思って僕も見ていました。矢吹と一緒に頑張りたい」と思いを語った。 自身の名である「充冴」は人気漫画「北斗の拳」に登場する「雲のジュウザ」が由来。「90番というすごくいい背番号をいただいた。石田であろうと、ジュウザであろうと、呼んでもらえるのはうれしいので、覚えていただければ幸いです」と笑みを浮かべていた。
報知新聞社