大谷翔平、左肩に着けていたものの正体を説明 亜脱臼で強行出場でも「不幸中の幸い」だったワケ
ワールドシリーズ第3戦
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第3戦が28日(日本時間29日)にニューヨークで行われ、ドジャースがヤンキースに4-2で勝って3連勝。WS制覇に王手をかけた。第2戦で左肩を亜脱臼して出場が危ぶまれた大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。3打数無安打、2四死球と快音は聞かれなかったが、存在感を示した。試合後、会見に出席した大谷は左肩の状態を説明した。 【動画】「不幸中の幸い」 強行出場の大谷が左肩に黒いサポーターを着ける実際の様子 米専門メディア「ドジャー・ブルー」の公式YouTubeチャンネルは試合後の大谷の会見の様子を公開。怪我の状況について聞かれ「今は痛みもだんだん引いてきているので、自分のスイングが戻ってきているのかと思います」と回復に向かっていることを明かし「テーピングをしているので、いつもと違う感じはしましたけど、そこまで大きく違わなかったと思います」と続けた。 試合前に見えた黒いサポーターの“正体”については「冷やさないようにというのが大事と言われていましたので、試合中も温めるような機械をつけてイニング間は過ごしていました」と明かした。また「塁ではスライディングしたときに左手がついて、同じようなモーションがきたときにまた(肩が)外れる場合が多いので、それを防ぐためにってことですね」と左腕を固定するような形になっていたことにも触れた。 スイングへの影響についても聞かれると「基本的には、逆サイドの手のほうがきつかったのかなという感じはするので、左肩でよかったんじゃないかなと、不幸中の幸いだったのかなと思います」と最悪の事態は逃れていたと強調。シーズン後の手術の可能性については「そこまでの話は特にはしていないので、このシリーズ全部終わった後にそれなりの検査をして。今の段階では問題ないのかなと思います」と話した。
THE ANSWER編集部