「悲惨なシーズンが浮き彫りに…」大谷翔平が去ってエンゼルス崩壊!? 球団史上最悪99敗に絶句「それほど期待は高くなかったが…」
大谷翔平選手が抜け、マイク・トラウト外野手が怪我で長期離脱したロサンゼルス・エンゼルスが、球団史上最悪の成績を残した。米メディア『NBCスポーツ』が、同球団の2024シーズンを総括し、2大スターの不在によって悲惨なシーズンが浮き彫りになったとの見解を示している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季オフ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった後、ロサンゼルス・ドジャースと史上最高額の10年総額7億ドル(約1029億円)という巨額の契約を結んだ。ドジャースだけでなく、トロント・ブルージェイズやサンフランシスコ・ジャイアンツも最後まで争っていたが、そこにエンゼルスの名前は無かった。このスーパースターを失ったことで、それがどれだけエンゼルスにとって大打撃であったかどうかが明らかとなっている。 また、過去3度MVPのトラウトを左膝の半月板断裂で失ったことも、エンゼルスに大きな影響を与えた。最終的にエンゼルスは63勝99敗の成績を残し、ア・リーグ西地区で断トツで最下位。良かった点として、同メディアは「大谷がより緑豊かな牧草地に旅立った後、エンゼルスに対する期待はそれほど高くなかった。大谷の歴史的シーズンがこれほど悪いチームで無駄にならなかったことが、もしかしたら最高のニュースかもしれない。実際のポジティブなニュースとしては、ザック・ネトがMLBフルシーズンで23本塁打、30盗塁、OPS .761を記録し、中堅守備も堅実にこなして大きな前進を遂げたこと」と報じている。 悪かった点としては「エンゼルスは100敗せず、3桁の負けをかろうじて避けることができたが、プレーオフ出場の可能性は一度もなかった。トラウトは左膝の半月板断裂で29試合の出場にとどまり、エンゼルスの残りの打線はシカゴ以西では最悪だった」と伝えた。
ベースボールチャンネル編集部