韓国の小児・青少年病院の入院患者、9割が感染症…拡大に懸念
【11月20日 KOREA WAVE】韓国で新型コロナウイルス感染以降、小児・青少年病院に入院する患者の9割以上が百日咳やマイコプラズマ肺炎など小児感染症による患者であることが明らかになった。百日咳における韓国初の死亡事例が発生する中、小児感染症の拡大に対する懸念が高まっている。 韓国小児青少年病院協会のチェ・ヨンジェ会長は16日、記者会見で、小児・青少年病院52カ所を対象に実施した調査結果を発表した。それによると、コロナ禍以降、小児・青少年病院の入院患者の9割以上がマイコプラズマ肺炎、新型コロナ、アデノウイルス、百日咳などの小児感染症患者だったという。 今年の入院患者の中で最も多かった小児感染症は、全体の19.9%を占めたマイコプラズマ肺炎だった。次いで新型コロナが8.3%、アデノウイルスが8.1%、その他のウイルス性肺炎が6.8%、腸炎が5.6%、百日咳や手足口病がそれぞれ5%、RSウイルスが4.8%、肺炎が3.9%と続いた。 保護者から最も多く寄せられた改善要望は、病室費用の実費負担の拡大や個室病室の増設だった。他にも隔離病室の設置や多人室環境の改善が挙げられた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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