免許取得後、10年以上ペーパードライバーです。やはり運転できた方が便利だと思いペーパードライバー講習を受けようと思います。費用はどれくらいですか?
自動車学校に通い免許取得をしたものの、車を所有していなかったり、車がなくても不自由しないような場所に住んでいたりすると、運転の機会がないまま何年も経ってしまうこともあるでしょう。 そのような中で、プライベートの生活環境の変化により、運転の機会が急にできると不安に思う方も多いでしょう。そこで本記事では、ペーパードライバーの運転リスクやペーパードライバー講習について解説します。
ペーパードライバーとは?
ペーパードライバーとは、自動車免許を取得しているにもかかわらず、運転していない人のことです。 しばらく車の運転をしていなかった人が、生活環境の変化によって運転しなければいけなくなったり、レジャーで利用することになったりした際に、ブランクがあると運転を不安に思うかもしれません。 車の操作方法はもちろんのこと、道路標識や交通ルール、駐車や車線変更など、さまざまなことが分からなくなっていてパニックになる可能性もあります。
ペーパードライバーによる運転のリスク
ペーパードライバーが事故を起こす原因にはどのようなものがあるのでしょうか。 ●操作ミス ブレーキとアクセルを踏み間違える、ハンドルやギアの操作ミスによる事故です。 ●安全確認不足 運転する際には周囲をよく見る必要があります。信号のほかにも左折時の歩行者巻き込みや車線変更、合流時の確認などに気を付けなければいけません。 ●脇見運転 運転中にカーナビやスマートフォンの操作をしてしまい、注意散漫になってしまうことによる事故です。 ペーパードライバーでなくても、上記の原因で事故を起こす可能性はありますが、長らく運転をしていなければ運転の感覚も鈍っているため、より事故を起こす状況に陥りやすいと考えられます。
ペーパードライバー講習ではどのようなことをするのか
ペーパードライバーの練習方法で、安心・安全なのはペーパードライバー講習を受けることでしょう。公道で運転する前に教習所内で運転練習が行えますが、具体的にはどのような指導を受けられるかをご紹介します。 講習内容は自動車学校や教習所により異なりますが、一般的には主に以下の講習が受けられます。 ・ブレーキ、アクセル、シフトレバーなどの基本操作 ・校内のコース運転 ・信号、交差点、右左折の練習 ・S字、クランク ・駐車、車庫入れ など 基本的な講習が終わったら実際に公道を運転します。道路標識を確認しながら走行し、見通しの悪い交差点や複数車線がある道路での車線変更、駐車などを実際に行います。免許取得のときのように、教官が助手席に座るためアドバイスももらえるでしょう。