【2024年5月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ9選! 大型ネオスポーツカフェから空冷レトロまで
2024年、600~1000ccネオクラシックバイクはどんな状況?
カワサキが2017年の東京モーターショーでZ900RSが発表し、翌年から大型バイクの販売台数でトップをひた走る。カワサキはこのほかにも空冷2気筒のW800をラインナップし、この兄弟バージョンとして2021年には“メグロ”ブランドを復活させたメグロK3を発売した。ヤマハはMT-09の兄弟車として同社の言うスポーツヘリテイジにあたるXSR900をリリース。海外生産のXSR700も後に導入された。そして2024年の大きなトピックとして、5月20日に1980年代のグランプリマシンをモチーフとしたフルカウルモデル、XSR900 GPを発売する。 ホンダはこのクラスで独自路線を貫いており、ネオスポーツカフェをコンセプトとしたCB1000RとCB650Rをラインナップ。CB650RはフルカウルスポーツのCBR650Rとともに新技術・Eクラッチを採用した新型が2024年6月13日に発売される予定だ。1000cc超えのクラスには、ツインショックのCB1300シリーズ/CB1100シリーズもあるが、それらはまたの機会に。スズキはこのクラスの国産で唯一となってしまったVツインエンジンのSV650Xをラインナップしている。 以下、【2024年5月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ9選を紹介しよう。
ヤマハ XSR900 GP
ネイキッドモデルのXSR900をベースに、1980年代のグランプリマシン・YZR500をモチーフとしたカウルを装着したネオクラシックレーサーレプリカ。セパレートハンドルにはバーエンドミラーを装着し、前後サスペンションも専用開発品。ブレンボ製マスターシリンダー、新設計アジャスタブルクラッチレバー、クルーズコントロール、USBタイプCソケット、クイックシフターなどを備え、5インチTFTフルカラーディスプレイには専用アプリでナビゲーション表示も可能だ。世界同時発表された際には、1990~1992年にWGP500クラスを連覇したウェイン・レイニーがPVに登場したことでも話題になった。 主要諸元■全長2160 全幅690 全高1180 軸距1500 シート高835(各mm) 車重200kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc 120ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:143万円 ●色:白、灰 ●発売日:2024年5月20日