ハメスが“1548日”ぶりにラ・リーガに帰ってきた! 再デビュー戦は87分からの途中出場に
ラージョ・バジェカーノに加入したMFハメス・ロドリゲスが、16日にラ・リーガでの再デビューを果たした。 16日、首都マドリードの下町に構える『バジェカス』で、コロンビアの“10番”がラ・リーガでの第2章を始めた。クラブ創設100周年を祝福する“プレゼント”として、ラージョ・バジェカーノに迎え入れられたハメス・ロドリゲス。先のコパ・アメリカ2024で大会MVPに選出される活躍を見せた一方で、前所属クラブとの契約解除以降はトレーニングを行っていなかったため、まずはコンディション面の調整が優先された中、16日の第5節オサスナ戦で待望の瞬間が訪れる。ニアハイをぶち抜いたCBアブドゥル・ムミンのゴラッソなどで2-1と逆転し、最終盤に差し掛かった87分にMFアルバロ・ガルシアに代わり、途中出場。1548日ぶり。2020年6月以来となるスペイン最高峰でのプレーとなった。 後半アディショナルタイムにはMFウナイ・ロペスがさらに1点を決め、4試合ぶりの勝利を掴んだ試合後、イニゴ・ペレス監督はラージョ・バジェカーノの選手として初陣を飾ったハメスについて、「何度も言っているが、彼がここにいることを嬉しく思っているよ。ファンの反応も上々だ。ドレッシングルームではとても幸せそうにしている。ただね、彼はまだラージョ・バジェカーノの一選手に過ぎない」と今後の活躍に期待を寄せた。 また、36歳の青年指揮官は「ハメスは長い間プレーしていなかったが、代表チームに、そして我々にもプレータイムを求めている。私はチームが必要としていることに基づいて交代カードを切るのであって、それ以外の理由はない。彼はもっとプレーすることになるだろう」としつつ、「(交代前に)ハメスとセルジ(・グアルディオラ)に言ったのは、2人ともボールを持ってプレーするスペシャリストだということ。ボールを保持し、相手にダメージを与えてくれることが必要だった。彼らはそれをやってくれたね」と短い時間だったが、しっかりと要求したプレーを見せてくれたことを語っている。 そんなラージョ・バジェカーノは次節、アトレティコ・マドリードと対戦する。ここまで無敗と敢行した大型補強の成果が出ている強敵を相手に、ハメスはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。
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