デイジー・エドガー=ジョーンズ「常にクレイジー」映画「ツイスターズ」リアルな巨大“竜巻モンスター”を描く撮影の裏側
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮×『ジュラシック・ワールド』製作陣が贈るアクション・アドベンチャー映画『ツイスターズ』が8月1日から公開。リアルな巨大“竜巻モンスター”を描いた本作の撮影の裏側が明かされた。ケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズは、「竜巻が襲来するシーンの撮影は、安全は保たれていたけれど常にクレイジーでした」とコメントを寄せた。 【写真】映画『ツイスターズ』場面カット&メイキングシーン 全米初登場No.1、2024年公開作品オープニング興行成績3位の記録となりヒット中。“『トップガン マーヴェリック』以来の最高の体感映画!”などの絶賛評が溢れている本作。日本公開を迎え、圧倒的スケールで襲い掛かる“竜巻モンスター”の脅威をカップルや友達、家族など大勢の観客が映画館で体験し、「何度もジャンプスケアで飛び上がりました!いっぱい物が飛んでくるので身体を右や左へ避けながらみていたら、あっという間の2時間」「映画館でシートベルトが欲しい!」「映像が凄すぎる。だからこそ、心臓がハラハラドキドキで痛い」など、映画館で楽しむ体感映画として反響が集まっている。 この度、制作陣が「本作の竜巻たちは人類を恐怖へと陥れる“悪夢”で、倒すべき“獣”。だから、“モンスター”と言える」という考えのもと、竜巻を“モンスター”として扱っていたと解説。まるで生身で存在するかのような“モンスター”を体感できるよう、敢えてCGを多用せず、路面電車をひっくり返したり、巨大なモニュメントを空から落としたり...と、極力リアルな撮影を敢行していたことがわかった。 本作を「この夏のテントポール作品になり得る超大作」と掲げるリー・アイザック・チョン監督。人類の前に突如襲来する“竜巻モンスター”は、建物を跡形もなく吹き飛ばし、数トンある列車や車を遥か上空まで吹き上げ雨のように降らせるパワーをもつだけでなく、石油精製所を直撃し炎を纏う[火柱竜巻]、分裂して人類を追い詰める[ふたご竜巻]、直径2000mの巨体で全てをまる飲みする[MEGA竜巻]などラスボス級の能力をもったやつらが次から次へと群れをなして襲い掛かる。 監督はいかに竜巻を恐ろしい“モンスター”として描けるかを目指したそうで、「大量の送風機を使って実際に物を空中に飛ばしたり、路面電車をひっくり返したりとできるだけリアルに再現しました。本当に目の前に竜巻が迫っていることを観客に感じてもらうため、襲来のシーンは非常に力を入れて撮影しています」とこだわりを語っている。竜巻にトラウマを抱えた気象学の天才ケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズも、「竜巻が襲来するシーンの撮影は、安全は保たれていたけれど常にクレイジーでした。竜巻がロデオ会場に吹き荒れて会場を破壊する場面では、クレーンで吊り上げられた馬のトレーラーが空から降ってきたり、別の日には、車に縛り付けられて逆さまになった状態で洗濯機の中にいるみたいグルグルと回転させられたりしました」と壮絶な撮影現場の裏側語り、その威力を撮影時から実感していたと明かしている。 そんな本作は、全米で公開を迎えると、オープニング興行収入8050万ドルを記録し、2024年公開作品のオープニング興行収入としては『ゴジラ×コング 新たなる帝国』を超える、今年No.3のモンスター級のヒット。映画批評サイト Rotten Tomatoesのオーディエンススコアでも92%(8/1時点)という高評価を獲得している。