ドジャース・大谷翔平、自己最多タイ3盗塁で「44ー46」に更新 マルチ安打含む4出塁で首位攻防戦勝利に貢献
◆ 自己最多タイ3盗塁で「44ー46」 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間2日のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。マルチ安打を含む4出塁、3盗塁で勝利に貢献した。 ダイヤモンドバックス先発は昨季13勝の左腕ロドリゲス。初回の第1打席はカウント2-1から真ん中付近のシンカーを捉え、右前安打。打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の強烈な打球を放って出塁するも、2番ムーキー・ベッツが併殺打に倒れた。 3回表、無死二塁の好機で迎えた第2打席はカウント2-2から外角のスライダーを引っ掛けて二ゴロ。走者を三塁に進め、続くベッツの先制適時打をアシスト。さらに、3番フレディ・フリーマンが20号2ランを放ち、ドジャースはこの回3点を先制した。 2点リードの4回表、二死三塁での第3打席はストレートの四球を選んで出塁。次打者ベッツへの4球目で二盗を決め、今季44個目の盗塁を記録した。 7回表の第4打席は2番手左腕モンゴメリーと対戦。カウント1-0から内角ボールゾーンのシンカーを右前に運んで出塁すると、2番ベッツへの2球目で二塁への盗塁に成功。さらに、続く3球目で三塁を陥れ、今季46個目の盗塁を記録。3番フリーマンの犠飛で本塁へ生還した。 3点リードの8回表、二死一塁での第5打席は3番手右腕セッコーニから四球を選び、ダメ押しの5得点を演出。9回表の第6打席は、4番手右腕シーウォルドに対して見逃し三振に終わった。 この試合の大谷は4打数2安打、2四球、1三振、3盗塁という内容。8月3日のアスレチックス戦と並んで自己最多タイの1試合3盗塁をマークし、今季成績を打率.292、44本塁打、46盗塁、OPS.996としている。日本時間4日からは古巣エンゼルスと敵地2連戦。移籍後初めてエンゼル・スタジアムで公式戦を行う。
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