「友達のいない父親が思い浮かんだ」竹田ダニエル新刊、アラサー女子4人で読んでみた!
上司と同じように働くのは無理! 「レイジー ガール ジョブ」とは?
■Lazy girl job(レイジー ガール ジョブ)・・・フルリモートでフレキシブルに働けてPTO(有給)がついている、ベネフィット(手当や福利厚生制度)がよい、簡単な事務作業のみで済む、うるさい上司がいない、など、身を粉にして必死に頑張らなくても、それなりに暮らしていける仕事を指す。 ──第2章の「仕事とお金」のトピックも皆さん印象に残ったようですね。この章に出てくる「レイジー ガール ジョブ」は、Rさんが特に刺さった言葉として挙げていました。 R 今の仕事は、まさしくレイジー ガール ジョブ。前職で全力疾走しすぎて、疲れ果ててしまい…自分の心と体の変化にちゃんと気づける働き方をしたいと感じて転職しました。 人生ずっと全力で走り続けられる人ばかりじゃないし、ゆるい働き方を選択する人がいてもいいはず。それでも“怠け者の女の子の仕事”という自虐的な名前がついているのは、社会的にはよしとされていないからだろうな、と感じました。 K 私のまわりにも、「必要以上に仕事を頑張ることはやめた」という人も何人かいます。最低限の仕事をこなしていればいい、とサボる人を見ていたら、自分だけ頑張るのが虚しくなってしまった、と感じるようです。 N 全力で走り続けることをよしとする「ハッスルカルチャー」世代の上司とは、仕事に対する意識とか熱量がまったく違うと感じます。否定する気は一切ないけれど、自分にはできないし、したくないかな。 S 私も仕事を頑張りすぎて、燃え尽き症候群になってしまった経験があります。本書に出てくる言葉でいうと、「仕事はただの“ATM”」と割り切るのも大事だと思う。でも週5日、1日8時間以上を働き続けるためには、お給料だけじゃ乗り越えられない気がして…。 R 私は、感情が燃え上がるような趣味と出合って働き方が変わりました。ぬいぐるみ作りにハマってしまったんです! 以来、時間を捻出するために、爆速で仕事をするようになって(笑)。“仕事を頑張る理由=やりがいがあるから”とは限らないんだな、と身をもって知りました。