更年期に増える「手や指の痛み」。「手指反らし」や「手の甲ツボ押し」で、いつでも手軽に緩和ケア!【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング⑫】
40代、50代の更年期に増える手や手指の痛み。自分でやわらげる方法は? 東洋医学とヨガを掛け合わせた五臓ヨガの考案者であり、鍼灸、シンギングボウル、筋力トレーニングなど、さまざまなメソッドのインストラクターでもある、体メンテナンスの専門家、Satoshi先生が、手の筋肉を緩めるストレッチ、効果的なツボ押しを教えてくれた。
「手が痛い」「手指が痛い」とちょっとした動作もつらくなる…。日常の中で自分で痛みをやわらげる方法を知りたい!
40代、50代の更年期世代になると、手や指の不調や痛みを訴える人が増えてくる。 朝、起きたときに手指がこわばっている、手や指がしびれることがある、といった不調から、手指の関節が時々痛む、ものをつかむ、つまむときに痛くなる、字を書くとき、ビンやフタを開けるときに痛い、スマホやパソコンを使っていると手や指が痛くなる、etc. 手や指に違和感や痛みを感じたら、整形外科などの病院で診てもらうのが第一だが、普段の生活のなかでも、気になったときに自分でケアできる方法を知っていると安心だ。 毎日よく使う手や指。痛みが出ると、ちょっとした動作もつらくなってしまうもの。自分で行うなら、どんなケア法が効果的なのだろう? 今回は、誰でも手軽にできる方法をSatoshi先生に教えていただいたが、その中でも難易度によって選べるよう、【初級編】と【中級編】に分けて、おすすめのケア法を紹介しよう。
セルフコンディショニング その1/初級編
◆「手や指の痛み」には「手と指を伸ばすストレッチ」。「手のひら~指の根元」の筋肉をほぐすと効果的! 「初級編」は、「手と指のストレッチ」だ。この動きで、「手のひら~指の根元」にある筋肉全般を丁寧にほぐすことが、手や指の痛みの予防、緩和につながる。 簡単な動きなので、覚えておいて、いつでもできるときに取り入れてみて。朝、昼、夜、いつ行ってもOKだが、特におすすめなのは、夜や入浴中で、一日の手や指の疲れを取ることが大切だそう。 これから紹介する動きを行って痛みを感じる場合は、痛みを感じない程度に、無理のない範囲で行おう。
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