皇居で新年一般参賀 陛下、能登の被災地案じる
天皇陛下が新年に当たり、国民から祝賀を受ける「新年一般参賀」が2日、皇居で催された。陛下はあいさつで、能登半島地震や各地の災害に触れ「いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じている」とした上で「本年が安らかで良い年となるよう願っている」と述べられた。 【写真】天皇を「陛下」という呼び方、昔は違っていた?皇室記者が調べた「意外な難問」
陛下は、皇后さまや長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻や上皇ご夫妻らと宮殿・長和殿のベランダに立ち、東庭に集まった人たちに笑顔で手を振った。 参賀は午前に3回、午後に2回の計5回実施する。宮内庁によると、1回目は約1万3千人が訪れた。 骨折しリハビリを続けている上皇后美智子さまは、つえを使わずに参列した。