アストンマーティンF1代表「ニューウェイ待ち」は許さず加速せよ!アロンソ、ホンダと共に20年ぶりのタイトルを狙う
アストンマーティンF1代表のマイク・クラックは、2025年に加入する「エイドリアン・ニューウェイ待ち」の姿勢を容認しないと強調した。 アストンマーティンは昨年の前半戦、フェルナンド・アロンソの連続表彰台獲得で成功に向かうと見られたが、その後進展が停滞し、マクラーレン、レッドブル、フェラーリ、メルセデスに次ぐ「ベスト・オブ・ザ・レスト」に甘んじている。 クラックは「『ベスト・オブ・ザ・レスト』という称号は最悪だ」と語り、2024年の残りと2025年に向けて即座にパフォーマンスを向上させる必要があると述べた。 現在「ガーデニング休暇」中のニューウェイは来年3月に就任予定だが、クラック代表はスタッフに「ニューウェイ待ち」の姿勢を許さないと警告している。 ■ニューウェイが最も重要とする仕事は「みんなを知ること」 ニューウェイ自身も「どの程度すぐに影響を与えられるか分からない」とし、「もちろん、2025年に良い成績を残したいと思っているが、私にとって最も重要なのは、みんなと協力して仕事をする方法を学ぶこと、つまり、みんなから最高の力を引き出す方法を理解することだ。それが最も重要なことだ。他のことはすべて後からついてくる。予測を立てるのはあまり意味がない」と『motorsport-total.com』に語った。 2026年の新レギュレーション時代の幕開けに、アストンマーティンはホンダのパワーユニット導入を控えている。 ニューウェイは「2026年の空力レギュレーションは2025年1月1日か2日に発表される。私はその発表から約2か月後に仕事を始めることになるため、できるだけ速く動き出さなければならない。2026年のレギュレーションは、誰もがリセットされることになるので、明らかにチャンスはあるが、それが我々にとって有利に働くかどうかはわからない」と語っている。 ■アロンソ、20年遠ざかっているタイトル獲得なるか 2005年と2006年の2冠を最後に、もう20年近くタイトルを獲得していないフェルナンド・アロンソは、2026年シーズン終了までの契約を結んでいるが、今週、スポンサーイベントでインディ500への挑戦について聞かれると「今はF1に非常に集中している。今後2、3年のうちに、3つ目の世界タイトルを獲得したい。それが現時点での最優先事項だ。そして、45歳か46歳になるから、その時が来たら、自分がどうなっているか見てみよう」と微笑み、3度目のワールドタイトル獲得が最優先課題だと語った。