神社でお賽銭を投げ入れるのはNG!【神社やお寺での初詣の参拝マナー】大人の品格マナー講師・末永貴美子さんインタビュー
お正月に初詣で、神社やお寺に足を運ぶ人も多いと思いますが、手水の方法や参拝の仕方がわからず、まわりをキョロキョロしてしまい恥ずかしい思いをすることも。新しい年を気持ちよく迎えるために、神社やお寺でのマナーをおさらいしておきましょう。まわりからも「ちゃんとしている人」と印象づけられるはずです。「大人の品格マナー」の講師である末永貴美子さんに【神社やお寺での初詣の参拝マナー】を聞きました。
目次 1.参拝に適した時間帯は? 2.どんな服装で参拝するのが良い? 3.参拝時の持ち物で注意することは? 4.鳥居のくぐり方、参道の歩き方は? 5.手水の方法は? 6.参拝の正しい方法は?
参拝に適した時間帯は?
早朝から開門していることも多い神社。“朝は陽の気が強い”ということで午前中をめざして参拝する方もいますが、午後に行くのがダメということはありません。 ただ、冬場は閉門時間が早いことが多く、午後4時半前後など日の入りとともに閉門する神社もあります。基本的に、神社が開門している時間帯ならいつでも参拝できますが、閉門時間までにお参りを終えられるように気をつけましょう。
どんな服装で参拝するのが良い?
神社は神さまがお祀りされている神聖な場所。服装は神さまに失礼のないものを選びましょう。そのため、肌が大胆に見えるような服や、過度にカジュアルな服は避けたほうがいいですね。 鳥居を一旦くぐったら、神聖な場所へ足を踏み入れることになります。きちんとした格好で境内の中を歩くように心がけましょう。
参拝時の持ち物で注意することは?
参拝の前には、手水舎(ちょうずや、てみずや)で手と口を清めるのがルールです。ハンカチを持っていくのを忘れずに。 また、境内の中に大きな荷物を持ち込むのは好ましくありません。神さまの御前では失礼に当たりますし、混み合いやすい参拝ではまわりの人にも迷惑をかけやすくなります。 どうしても荷物が多くなる場合はロッカーに預けるなどして、荷物を少なくするのがおすすめです。