“シンデレラストーリー”は生まれるか? 日本女子オープンに出場するネクストヒロイン
<日本女子オープン 事前情報◇25日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県)◇6845ヤード・パー72> 原英莉花の変顔【写真】 女子ゴルファーNo.1を決める「日本女子オープン」。このオープン競技は、プロアマを問わず、予選会を通過すれば誰もが大会に出場できる。6カ所で開催される地区予選、東西2カ所での最終予選を経て、いよいよ本戦。120人が揃い、日本一をかけて争われる。 ツアープロからアマチュアまで、全国各地から女子ゴルファーが集うなか、プロテスト合格を目指す選手も多い。ツアー外競技マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーからは、現役の“ネクストヒロイン”が5人出場する。 第8戦で初優勝を飾った久世夏乃香(くせ・かのか)は、勢いそのまま西の最終予選を通過し、日本女子オープンの出場権を獲得。プロテスト2次予選C地区(京都府・城陽CC)をトップ通過を果たした。下部ツアーでローアマにも輝いた経験をもつダイヤモンド世代。2年連続の出場で、予選通過を目指していく。 下部ステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」でアマチュア優勝を果たした都玲華、22歳の水木春花は、久世と同じく最終プロテストに進出したヒロイン。1カ月後に迫る“大一番”に向けて、好結果で勢いをつけたいところだ。 現在ポイントランキング1位の佐渡山理莉は2019年以来の出場。大会を主催するJGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームにも所属していた24歳にとっては、結果で恩返しをという気持ちもあるはず。24歳の諸橋愛奈もフィールドに名を連ね、日本最高峰の舞台に挑む。 最終プロテストを控えている選手、または予選敗退になった選手でも、この大会に優勝すればJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の正会員になり、ツアープロの仲間入りを果たすことができる。ネクストヒロイン、プロテスト合格を目指すツアープロの原石たちの“シンデレラストーリー”は生まれるか? 同週には岩手県・メイプルカントリークラブでマイナビ ネクストヒロインツアー第10戦「みちのくコカ・コーラレディス」が行われる。