窪田正孝主演『宙わたる教室』に小林虎之介、伊東蒼、ガウ、田中哲司、木村文乃、中村蒼、イッセー尾形が出演決定【コメントあり】
窪田正孝が主演を務めるドラマ10『宙わたる教室』(NHK総合 10月8日(火)スタート 毎週火曜 午後10時~10時45分ほか)に、小林虎之介、伊東蒼、ガウ、田中哲司、木村文乃、中村蒼、イッセー尾形の出演が決定した。 大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。さらに、その独創的な研究発表が意外な人物の目に留まり「はやぶさ2」の基礎実験に参加という想定外の事態にまで発展した。 この実話に着想を得て生まれた伊与原新による感動小説「宙わたる教室」(第70回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書・高等学校の部に選出)を、窪田正孝を主演に迎えてドラマ化する。なお、窪田のNHK出演は2020年の連続テレビ小説『エール』以来、4年ぶりとなる。 このたび、追加キャストとして小林虎之介、伊東蒼、ガウ、田中哲司、木村文乃、中村蒼、イッセー尾形の出演が決定。小林が演じるのは、東新宿高校定時制の2年生・柳田岳人。読み書きが苦手なことを馬鹿にされ、中学から不登校になり、不良の道へ。負のスパイラルから抜け出すため二十歳で定時制高校に通い始める。あることをきっかけに退学を考え始めていた時、新しく担任になった藤竹(窪田)と出会う。 伊東が演じるのは、東新宿高校定時制の1年生・名取佳純。起立性調節障害で朝に活動できないことから夜間定時制高校に通い始めた。しかし定時制でも保健室登校を続けざるを得なくなっていた時、藤竹からある誘いを受ける。 ガウが演じるのは、日本とフィリピンのミックスで、夫と二人でフィリピン料理店を切り盛りする一方で、東新宿高校の定時制に通っている越川アンジェラ。2年生になり、勉強についていけなくなってきた時、ある事件に巻き込まれる。 田中が演じるのは、東新宿高校定時制のベテラン英語教師・木内泉水。アロハシャツに扇子を持つ姿からふざけていると見られがちだが、ときどき格言めいた良いことを言う。定時制高校での教師経験が長く、自分のことを語ることが苦手な生徒たちに伝えたい、ある思いを持っている。 木村が演じるのは、東新宿高校定時制の養護教諭・佐久間理央。かつて救命救急の現場で看護師をしていたこともあり、生徒の命を最優先に考えた対応を心がけているが、過去の経験から生徒との向き合い方に迷いを感じている。 中村が演じるのは、藤竹の大学同期でJAXAの准教授となったエリート・相澤努。エリートの道を進み続けるために権威的な考えを受け入れる一方で、研究者としてのレールを自ら逸脱しようとする藤竹にいらだちを感じ…。 イッセー尾形が演じるのは、東新宿高校定時制の2年生・長嶺省造。若い時に通えなかった高校で学び直すために定時制に入った76歳。かつて営んでいた町工場の技術に目をつけた藤竹から科学部に誘われるが…。 <小林虎之介 コメント> 今回現場に入る前に、「捨てられた野良犬の様に」と言われたのが岳人を演じる1つの芯になっています。光が見えない暗闇を歩く岳人の前に藤竹が現れ、科学と出会うことで、止まっていた時間が動き出します。世代や境遇がまるで違う生徒達が共に成長する姿を楽しみにしていてください。 <伊東蒼 コメント> 藤竹先生と高校時代の担任の先生がかぶる部分が多く、藤竹先生の言葉を身近に感じながら原作を読み進めたことを覚えています。私自身、たくさんの“好き”やたくさんの“興味”に救われてきたように、好きなことに救われ、探究心を膨らませる佳純を、大切に演じます。 撮影初日からとても温かく笑い声がたくさん聞こえる現場で、みんなで実験をしたり、科学について語り合ったり、好きな食べ物の話をしたり、アットホームな雰囲気で日々撮影をしています! 皆さんに楽しんでいただけるような作品を作っていますので、楽しみに待っていてください!! <ガウ コメント> それぞれの理由で学業を諦めたけど、再挑戦する先生と生徒達の葛藤と勇気が織りなすこの作品に参加させていただけることをとても光栄に思います。 育ち、環境、年齢が違う仲間で目標に向かって歩んでいく彼らの青春を多くの方に見守っていただき、そして誰かの希望を持つきっかけになれれば幸いです。 <田中哲司 コメント> どんな境遇であれ学びたい気持ちは大事であり、夢中になるとはこんなにも眩しいものなのかと思いました。英語教師の木内は、衝突と失敗を繰り返し、いつしか仲間となり成長する生徒たちのサポートをします。このドラマで是非青春を味わってください。 <木村文乃 コメント> 原作と脚本を読ませていただいて、自分が学生の時に藤竹先生のような先生に会いたかったと素直に感じ、すぐに参加させていただきたいとお返事しました。 作品を通して、ひとりじゃないよ、と心地良い距離感で伝えていけたらと思っています。 <中村蒼 コメント> 過酷な環境で育ち年齢も性別もバラバラな登場人物たちが科学にのめり込んでいく姿をみて原作も脚本も夢中になって読みました。老いも若きも関係ない。原作にあるその気があればなんだってできる。大切なのはその心だと改めて強く思いました。僕の演じる相澤は藤竹とは対照的に組織の中で大きなプレッシャーを抱え葛藤しています。目まぐるしい日々を送る彼はいつしか純粋に科学を楽しむ気持ちを心の奥底にしまってしまいますが、彼なりにもがく姿を見届けてください。 <イッセー尾形 コメント> 定時制にはなんとなく、もう一つの生活というイメージがあります。 今のままでも結構なんだけれども、学ぶという姿勢に崇高なものを受け取ります。 多少偏屈なキャラクターでも勘弁してもらえるんじゃないかな、なんて考えてます。 あと、さまざまな世代や時代感覚が折り混ざって描かれますから、そのへんが楽しみです。
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