「ヤバいヤバい!」「マジでかい!」「ちょっとまって」とんでもない魚が釣れるという噂を検証してみたら大変なことに。
ルアマガプラスで大人気のYouTuberヨネスケさん。今回は港の目の前にある沖堤防でクエ釣りにチャレンジ。一見すると普通の沖堤防だが、どうやら大型の魚が釣れるという噂。果たして… 【写真】「ヤバっデカっ」30分以上かけて釣り上げた魚体に驚愕
やってきたのは沖堤防、どうやら大型魚が釣れるという噂
ヨネスケさんがやってきたのは港から近く、船に乗ると1分どころか10秒くらいで着いてしまうのではないという近さ。 そんな沖堤防は、湾の奥まった場所にあり、砂底で特別深さがあるわけでもないポテンシャルが高いとは思えない場所。しかし、ヒラマサも湧けばイシダイも釣れる。さらに先日12kgのクエが釣れたという。 そこで、今回はスーパー沖堤防で10kg超えのクエを狙う。
使用するタックル
今回は石鯛竿を使って釣りをする。PE30号と極太のラインが巻いてあり、海底に敷石が入っているので擦れて切れるのを防止するためワイヤーリーダーを装着。 オモリは万が一、根掛かりなどしたとき環境への配慮から鉛製ではなく鉄製オモリ「ウェイロン」の30号を使用。興味のある方は検索してみると良いだろう。 エサはアオリイカ、ヤリイカを用意。このポイントにはヌタウナギが湧くことがあり、使っているエサはイカだろうがサバだろうが、根こそぎ身を食われてしまう。対策としてカマスも用意している。 さらに今回は撒き餌用イワシを15キロ用意。少しでも巨大クエが釣れる確率を上げるためだ。
ハイクオリティな釣りを実現するには準備が大事
日が落ちる前に撒き餌となるイワシをカット。都度用意するのは大変なので、準備することを怠らないことが大事。 また、巨大な魚が掛かっても取り込みでモタモタしないよう、あらかじめ落としタモを設置しておく。抜かりのない準備が素敵な釣果を呼び寄せるのだ。
陽が傾きかけた夕マズメ、いよいよクエ釣りスタート
用意したアオリイカにハリを縫い刺しセット。堤防の先にある敷石の際をクエが回遊していることが多いようなので、そちらに仕掛けを投入。 温かい飲み物を片手に、あとは待つだけ。しばらくして一度仕掛けを回収するとエサが無くなっている。どうやら餌取りは多いようだ。 すっかりと日が落ちて、これからがクエ釣りの本番だ。夜行性のヌタウナギも活性があがったようで、すぐにエサを取られてしまう。そこで用意していたカマスの登場だ。鱗のしっかりした魚なら、イカとちがってエサ持ちもよいだろう。 しかし、1~2分経つとカマスが骨だけになって戻ってきた。これにはヨネスケさんも「エグッ、すごいわヌタウナギ」と声を漏らした。 さらにその後、仕掛けを回収してみるとヌタウナギがサバの腹を食い破り数匹がぶらりと垂れ下がった状態のグロテスクなサバが上がってきた。